産婦人科外来および病棟で学んだこと
2009.04.14 Tue
先週から学校が始まり、いよいよ病棟デビューしたシジロです。
嵐のように毎日が忙しく、帰ったら死んだように眠るだけの毎日でした。
初っ端なのでまだまだ状況に馴染めず、全然順応していません。
でも、今まで紙の上だけの勉強だったことが、リアルになったことで
勉強もよーやくちょっと面白く感じるようになりました。
以前、マイコプラズマのことについて調べていましたが、
今度は目の前の患者さんでその再現をしています。
とりあえず金曜日までに出さないといけないレポートは、
帝王切開についてなんですが、
帝王切開の適応、術式、帝王切開後で注意すること、
帝王切開後の分娩について、
などなど、調べれば調べるほど、疑問が疑問を呼ぶ形となって、
膨大なプリントの数になっています(笑)
以下は、産婦人科をまわって学んだことの走り書きです。
まず問診にて
若くて無月経状態が続いている人に対して
バージンかどうか聞く
妊娠の疑いを消すためにもとても重要。
ダイエットはしていたか
無理なダイエットでホルモンバランスが崩れてないかチェック
先生から質問された内容
Q1.子宮頚管長の正常値は?また異常値になるとどういう危険性があるか。
正常は3.0cm以上 2.0cm以下になると早産率は10倍上昇
Q2.分娩予定日はどうやってきめる?いつきめる?
11週5日になったら決定。
超音波でCRL(crown rump length/頭殿長) によって決定。
Q3.正常のCTG(cardiotocogram/胎児心拍数陣痛図)は?
どうやって胎児は元気かどうか識別する?
基線の高さが110〜160bpmを超えないこと
基線が細変動をしていること
20分間に2回以上の一過性頻脈がみられること
一過性頻脈と子宮収縮圧に変動がみられないこと
以上がみられるCTGでは胎児は元気であるといえる
Q4.Gandereliaってなに?
膣内の常在菌、デーデル桿菌が少なくなるとでてくる菌名。
Q3はどう本を紐解いても解らず、助産師さんに聞いて分かりました。
でも上級医師にそれがばれて、有能な人に聞くなと怒られてしまいました。
昼飯も食べず4時間もかけて調べていたことが、結局水の泡となりました。
それでも、それもいい経験。おかげでその後CTGについての問題は
自信をもって答えれるようになりました。
それにしても、医学の道はそうなのかもしれないのですが、
まるで師となる人の後姿を見て、見よう見まねでやっていくしかない世界です。
誰もなにも教えてくれないし、本当に見るだけです。
手術も今日は5時間見学しましたが、本当見ているだけでした。
5時間も見ていると、足も痛くなることながら、眠気も猛烈に襲ってきます。
先輩の話では最初は目をつぶって立ったまま寝てしまうけど、
いずれ目をあけたまま立ち寝を嫌でも習得すると言われました。
手取り足取り教えるのがいいか、背中を見て育てるのかいいか分かりませんが、
なかなか一筋縄ではいかない世界の一歩を踏み出した気がします。
とりあえず、初めて一緒に歩いた教授回診はまさに白い巨塔でした。

